神宮花火大会

遅ればせながら8月17日に行われた神宮花火大会をレポートします!

熱射病対策、豪雨対策と万全の態勢で臨みましたが、席に着くとい〜い感じで風が吹き、気持ちの良い夕暮れとなりました。

そんな中、コンサートが始まったのは17時40分。
6万人近い大観衆の中、タッキー、KinKi、マッチさんが次々登場です。
みんな花道走って元気元気!(KinKiさんは歩いてましたが)
風を受け、夕陽を背負って歌う姿、最高です!

中間に花火大会をはさんでの約3時間半のコンサートは、大合唱あり、大笑いありの本当に楽しいステージでした。
となり近所の人を見たら、もう目がキラッキラ輝いて、皆さん楽しんでいるのが一目瞭然。それを見ただけでさらに私もうれしくなりました。

実は私の席はスタンドのほぼ最後列だったので、ステージは遠くにしか見えません。
ときにスタジアム級の大きな会場だと、後ろの席は疎外感を感じることってありませんか。アリーナは盛り上がっているのに、今ひとつ乗り切れない。

でも、このとき感じた臨場感はアリーナ席となんら変わらないものだったと思います。
競技場だけでなく、空も風もすべてがひとつになる感覚。

その違いは何なのか。
たぶんステージに立つ人の、遠くの人にまで届かせたいという強い想いが、エネルギーとなって最後列の人にまで伝わったのではないでしょうか。

スタンド席に向かって、“ドS”光一さんが「こっちからは何も見えてないよー!」と憎まれ口を叩きつつ放った、「見るんじゃねえよ、感じるんだよ」の言葉が、実はそのことを言い当てているのかもしれません。

ライブって観に行くものではなく、エネルギーを感じにいくものなのですね。
本人はギャグのつもりで言ったのでしょうが、すっと腑に落ちました。

まさしく花火のような、儚い「夏の夜の夢」でしたが、心は本当に満ち足りた、いい夏の宵でした。

長文お読みいただきありがとうございました。