茶トラのデブ猫…、というので思わず手にとったこの本、
『ファット・キャット・アート』
誰もが知っているあの名画には、実は茶トラのデブ猫が描かれていた。
というショッキングな内容なのに、なんだかどれも笑いを誘うのは、茶トラのなせるわざか?
ボッティチェッリの『ヴィーナスの誕生』では、ヴィーナスよろしく貝から誕生しちゃってるし、マネの『オランピア』では黒いリボン付けて、お得意の寝そべりを披露してる。
画風は全然違うのに、そのどれもにしっくりハマっちゃうところは、大したモンです。
タイムリーにも4月30日付けの『読売新聞』に書評が載っていました。
(なんと宮部みゆきさんです)
今日もお読みいただき、ありがとうございました。