ワンコ繋がりで、もうひと話。
全く終わる兆しのない猫ブームの中、いよいよ犬派の反撃が始まったかと、思わず手に取ったのですが(笑)
犬派の皆さんは、ワンコのどんなところに魅かれるのか?
もの凄く興味があったし、
昔ウチにも居たんです。
ボスという名のブルドッグが。
このコがドンくさいんだけど憎めなくって、素直ないいコでした(*´ω`*)
そのコを思い出させてくれたのが、この中の唯一の漫画。
「深夜の冒険 藤子不二雄A」
西郷タカモリと名付けられた仔犬が、家の中を探検する旅に出る。
という話なのですが、最後難所である階段を一生懸命に登っていく姿が、もう涙涙なのです。
階段の上には、ご主人様であるその家の男の子がいて、(ドタバタしているから途中で見つかった💦)
そのご主人様のエールに応えようと、必死で階段を登るタカモリ。
その姿が、昔ウチに居たボスとダブります。
最後は登り切って、ご主人様にヨーシヨシ!と褒められます。
そしてご褒美をもらうのですが、
それはナントご主人様と一緒に寝られること。
頑張って頑張って登り切ったご褒美が一緒に寝ること?
しかも今晩だけ。
ウチの奴らなんか、家人の寝床は自分の寝床と思っているので、
私がお邪魔している感じなのに。
何より誘ったって階段登ってこないし(;'∀')
やはり犬と猫は違いますねぇ。
そこに魅力を感じるかどうかが、犬好き猫好き分かれ目のひとつですね。
分かっちゃいたけど、やっぱりでした(笑)
でも、このタカモリの健気さはやっぱり可愛い。
人々がワンコに感じる魅力、大いに分かります。
この本には他に、
谷川俊太郎、向田邦子、筒井康隆、藤原新也、吉村昭、宮本輝、北原白秋などの作品も収録されています。
実はまだ途中なので、これからどんなワンコの魅力に出会うのか、楽しみに読み進めます。
お付き合いいただき、ありがとうございました。