科学博物館で開催されている「大哺乳類展2」に行ってきました。
テーマは「みんなの生き残り作戦」
哺乳類が長い年月をかけて種独自に獲得してきた能力。
狩りをするための運動能力だったり、食べる機能、繁殖機能にスポットを当てています。
チーターの狩りの様子が映像に流れていたのですが、捕食者のチーターと被捕食者のガゼル(だったかな?)は、骨格自体が全然違うことが分かります。
チーターのこのしなやかな背骨カーブは何なんだ!
本などで見てはいても、骨格標本を目の当たりにすると改めて感じます。
追われるガゼルに「逃げて逃げて」と祈る反面、追いかけるチーターのこの美しさ。
反り返った背中に伸びやかな手足、グルングルン回る力強い尻尾。
この手の映像はテレビで何回も見ているはずなのに、思わず胸が躍ってしまいます。
残酷なシーンかもしれないけれど、最後捕らえた瞬間、私まで気分の高揚を覚えました。
これって何なのでしょう。
そしてウチの猫らにも想いを馳せました。
いつもゴロンゴロ~ンとしているけれど、能ある鷹は爪を隠すってね。
チーターのおかげで自動的に株が上がったウチのやつらです(笑)
さて、話を戻して。
中央にはすごい数のはく製が。
山の頂点にはヒグマがいます。
左上から吊るされているのはマッコウクジラ。
ゾウアザラシの大きさにはビックリしました(シロクマ隣)
高さ3mはあるそうです。
この肉食類、雑食類に対し、こちらは草食動物達。
まず思ったのが、群れることの大迫力。
一頭一頭では絶対肉食獣の方が怖いのに、群れになるとこちらも負けていません。
何百という目が真っ直ぐにこちらの方を見ています。
まるでジャングル大帝みたい。
怖さと共に、畏れのようなものも感じました。
これだけのはく製群を目の前にして思ったのは、彼らは死して尚も恐怖を与えるということ。
彼らを前にしたら、人間はなす術ありません。
人間は脳を大きくして進化してきたというけれど、この怖さを忘れてはいけないなと思いました。
何百体のはく製に、圧倒的怖さと畏れを感じた「大哺乳類展2」でした。
お読みいただき、ありがとうございました。
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