昔から、「なんかいいなこの曲」と思うと筒美京平さんでした。
1970年代「また逢う日まで」に始まって、「真夏の出来事」「さらば恋人」「17才」「オレンジの雨」等々。
イカしたお姉さんやお兄さんが歌うこれらの歌は、歌謡曲というよりポップス。
私にはとてもオシャレに聴こえました。
そして、歌詞と曲の何とも言えないピッタリ感。
「また逢う日まで」ってセリフを吐くことがあったら、絶対「♪また逢う~日まで~♪」って歌っちゃうと思うの、みんな。
それ位の、言葉とメロディの一体感。
これこそが、 ❝歌❞ というものなんじゃないかと思うわけです。
また、当時は一つのテレビ番組を家族みんなで観ていたから、ヒット曲はみんな知ってた。
だから好き嫌いにかかわらず、その歌いやすさと相まって、皆が口ずさめました。
そんな筒美京平さんの曲には、アイドルの時代になっても惹きつけられました。
「抱きしめてTONIGHT」
「ABC」
「人魚」等々。
調べるとたくさん出てくるので、
訃報を聞いたその日から、ひとりで筒美京平祭りやってます。
今の歌は複雑すぎて歌えないよん。
なんて呟きながら、たぶん今宵もまた(*‘∀‘)
合掌