アリの埋葬(彼岸に向けて)

今年はアリの出現が早いように思います。
暖かくなるのが早いからでしょうか?

昨日もシンク横を歩いている一匹のアリを発見しました。
仲間を呼ばれると困るので、一人歩きしているうちに退室をと思っているうち、何かを引きずり出した彼女。←働きアリは女性だというので😅
物陰から引きずり出したそれは、自分ほどもある仲間の亡骸でした。

彼女はそれをエッチラオッチラと運び、とうとうシンクの端までたどり着きました。
シンクの角を曲がり、ゴム手の畝を越え、なんだかんだで1m近く。
その間一度も落とすことなく運び終えた彼女。
この先はもう崖です。

さて、どうする?
まさか持って下りないよね?

と見ていたら、なんとそれを放り投げたのです。
エイッ!と崖下へ。
身を乗り出すような仕草は、まるでそれの行く末を見届けているかの様でした。

しばらくすると彼女は来た道を戻っていきましたが、これは一体何だったのでしょう?
巣まで持っていこうとしたが、持っていけず諦めた。
いや、うっかり落としただけ。
色々考えられますが、なんか私には「意思をもって落とした」ように見えたのです。
まるで葬ったかのように。

ちょっと調べてみると、ある種のアリには怪我した仲間を巣へ運ぶ習性があるそうです。
食糧にするため死体を持ち帰るケースもあるとか。
でも葬るとなると??
よく分かりませんでした。

その後彼女と亡骸には、速やかに退室願いましたが、
いやはや興味深いアリの行動。
世界は不思議なことにあふれてる😅←アリなんて見ていないでサッサと仕事しなさい(心の声)
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記事と全く関係ない、奈良・法隆寺の猫さん。
三色長毛が美しい!

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