シャーマン

今読んでいる本に、とても興味深いことが書いてありました。

聖職者、司祭やシャーマンと呼ばれる人たちは昔から女装をしてきたと。
彼らがよく着ている、あのゆったりとした長い上着は、もともとは女性を真似るためのものだったというのです。

男性は子どもを産むことはできませんが、女性の格好で詠唱や儀式をすることによって、生命らしきものをつくりだすことができる。
そう信じてあの衣装を身にまとっていたそうです。

古くはギリシャ神話、北欧神話を例に出し、ヘラクレスやアキレス、雷神トールは女装をして難を逃れたと言っています。
またある宗教では、女装だけではなく、月経周期の真似をして毎月何日間か引きこもるということさえしているそうです。


おもしろいですね。
女装と言ってしまうと、ちょっと言葉のイメージが強いですが、私はシャーマンという響きに、何か中性的なものを感じます。性を超越した何かです。



今年は、雪の少ない浅間山


今日もお読みいただき、ありがとうございました。


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