亀の読書

『トラのじゅうたんになりたかったトラ』

「今年は寅年。我ながらなんてタイムリー!」ということで、今日ご紹介するのは、コチラ ↓ 『トラのじゅうたんになりたかったトラ』文と絵:ジェラルド・ローズ ふしみ みさお:訳 岩波書店この、舌出してヘソ天をしている見るからにダレてるトラが、この本…

『月の番人』

今日ご紹介する本は、コチラ『月の番人』 トム・ゴールド著 古屋美登里訳 亜紀書房先日小布施に行った時に、「スワロー亭」という、まるで洋食レストランのような名前の本屋さんで見つけました。中身は漫画なのですが、言葉が少なく淡々としたコマ割りなので…

『ダーウィンの「種の起源」はじめての進化論』

「ダーウィンの進化論」知っているような知らないような。やっぱりあやふやなので、一度ちゃんと読んでおきたいと思いました。で、手に取ったのが、「絵本」だったんですね~。 『ダーウィンの「種の起源」はじめての進化論』岩波書店訳は、あの生物学者の福…

『ギガタウン 漫符図譜』

本日ご紹介するのはコチラの本。 『ギガタウン 漫符図譜』 こうの史代 朝日新聞出版 ❛漫符❜ とは何ぞや?漫符というのは、漫画特有の表現記号のことでして、こんなのや、こんなの。 そしてこんなのや、 こんなの。はたまたこんな記号達のことです。1ページ…

『ねこのふしぎ話』

新刊のところにあった、やまだ紫さんの『ねこのふしぎ話』。あれ?やまだ紫さんは結構前に亡くなったはず。なぜ今新刊?と思いつつ買って帰りました。今では絶版になってる、ねこの短編5作品が収められている中、何度も見返すほど中毒になったのが、『鈍(…

『変なお茶会』

近所の「エホンゴホン堂」という本屋さんで、これジャケ買いしました。 『変なお茶会』佐々木マキ 絵本館「今年も 例の招待状が届いた」から始まるこの本、何とも不思議なお話です。年に一度のこの日のために、世界中から人々が集まってきます。ある人は電気…

『きつねのざんげ』

先日修理してもらったタンスは、上田の「キビクラフト」さんというところでやってもらいました。そこは綺麗にリペアされた古家具や雑貨なども売っているのですが、時々古本などもあります。先日タンスを引き取りに行った際に、一目ぼれした本がありました。…

ベロが出てますぞ~

「ベロが出てますぞ~!」「出てるってば~~!」猫からベロが出ていると、いつもあの「What's Michael?」を思い出します。ベロを出しっ放しにしていたマイケルが、「おい君!ベロが出てますぞ~」と、おまわりさんに呼び止められるシーン。おまわりさんは…

『音楽の肖像』

中学生の時に買った、草思社の『マザー・グースのうた』。ヘンテコな詩でも繰り返し繰り返し読んだのは、イラストがとてもオシャレだったから。いたずら目をした男の子や、月夜に飛ぶガチョウ。そんな場面が、すごく楽しそうに描かれていた。色遣いもとても…

『忘れられた巨人』カズオ・イシグロ

今は最新作の『クララとお日さま』が平積みになっていますが、私はそのひとつ前の長編『忘れられた巨人』を読みました。以下少しネタばれします。時はアーサー王の亡き後、あるイングランドの小さな村から始まります。人々は丘の斜面に掘った穴を住居とし、…

『直売所、行ってきます』

松本英子さんの新刊『直売所、行ってきます』のご紹介です。 『直売所、行ってきます』松本英子 朝日新聞出版ふらりと入った直売所が大当たり!だったことってありませんか?「ああ、荷物が重くなる」って言いながら、ついつい両手いっぱいの野菜やら果物や…

『内なる町から来た話』

今年も3月11日がやってきました。いつもは考えなくても、この日が来るとあちらの世界に想いを馳せる方、多いのではないでしょうか。この『内なる町から来た話』も、この世界だけがすべてではないと感じさせる、不思議な話です。人間は自分たちが主人公だと…

『手塚治虫の山』

海より山に親しみを感じるワタス。 手塚治虫が山をテーマに、どんな話を書いたのかしら。 興味津々で手に取りました。 『手塚治虫の山』山と渓谷社 「ヤマケイ」から出ているのが、なんかいい感じです。 山を舞台に語られる、人間の一生だったり、動物たちの…

『ねこは るすばん』

『ねこは るすばん』町田尚子著 ほるぷ出版 にんげんが出掛けていったあと、猫は何している?? 猫と暮らしている人なら、きっと誰もが知りたいこと。 あんなことしているかもよ? こんなことしているかもよ? そんな「エーーッ!」なことが、この本にはたく…

茨木のり子を再読してみた

以前読んだ本を引っ張り出してみると、 前と違うところに心魅かれたりすることがある。 こんなところあったっけ?というくらい内容を忘れちゃってるから、いつも新鮮に読めるのだけれど(^▽^;) 今回読み直した茨木のり子の『歳月』はまさにそんな感じ。 前回…

まんが三昧

最近買った本は…とちょっと振り返ったら、全部まんがだったという事実(;゚Д゚) 『古事記6』久松文雄 青林堂『百鬼夜行抄28』今市子 朝日新聞出版『俺、つしま3』おぷうのきょうだい 小学館 本ももちろん読むけれど、何気なくスッと手に取ってしまうのはま…

「エレファントム」

10年前に読んだこちらの本、もう一回読み返してみました。 「エレファントム 象はなぜ遠い記憶を語るのか」 ライアル・ワトソン著 木楽舎 「エレファントム」は2009年に出版された、ワトソン博士の最後から2番目の本です。 少年時代を南アフリカで過ごした…

「日本語びいき」

最近読んだ本で面白かったのが、こちらです。 「日本語びいき」清水由美著 中公文庫 著者は、外国人に日本語を教えている日本語教師です。 この本の何が面白いって、例文として載っている、生徒さん達の微妙な間違いが秀逸なのです。 ネイティブではあり得な…

『アリスとキャロルのパズルランド』

いよいよ梅雨入りしましたね。 昨日はホント大雨&蒸し暑かったです。 で、梅雨入りする前に…と思っていた本棚の整理。 やっと梅雨入りと共にやり始めました。 それも束の間。 ついつい中を見てしまうもんだから、まったく先に進まなーーい(;^ω^) しかも初め…

文鳥文庫

おもしろい文庫?を見つけました。 14ページほどの短編が、一作品ずつ蛇腹折になって封筒に入っています。 一作品150円。 題名がきれいだったので、思わずこの2冊を買ってしまいました。 この文庫は、「ふたり」「謎」「果実」など、それぞれ異なるテーマご…

「49歳、秘湯ひとり旅」

待ってました! 松本英子さんの新刊が、やっと手元に来ました。 「49歳、秘湯ひとり旅」松本英子著 朝日新聞出版 東北から九州まで全部で6つ、松本さんがじっくり味わった秘湯が登場します。 味わったと書いて、いや違う。 そんなものではない。 一お湯ごと…

『尾白と尾黒』百鬼夜行抄(愛蔵版)

ねこのわ文庫で借りてきて、モーレツにはまった今市子さんの『百鬼夜行抄』。 鳥の妖魔、尾白と尾黒があまりに愛らしく、思わず愛蔵版を購入してしまいました。 (『尾白と尾黒』今市子著 ソノラマコミックス) 尾白・尾黒は主人公律の式神で、主人の命を受…

『タマ、帰っておいで』

6年前に旅立った横尾忠則さんの愛猫タマ。 『タマ、帰っておいで』は、そのタマの絵91点と、 日々の想いが綴られています。 「この絵はアートではない。猫への愛を描いた」 この言葉に、来訪していたオノ・ヨーコさんはこう応えたそうです。 「それこそア…

どうぶつえん文庫

またも、日比谷シャンテの本屋でオモロイことをやっていた。 「どうぶつえん文庫」 本の題名に動物の名が入っているものを集めているのだ。 何が面白いって、表紙にカバーがかけられているので、全く何の本だか分からない。 くり抜かれた穴から覗く動物の名…

『かけ湯くん』

「旅の手帳」に連載中の、『かけ湯くん』が単行本になりました。 作者はあの『ウチのハナちゃん』の松本英子さんです。 (現在は「猫びより」で『1日ネコ1錠』を連載中) 大の温泉好き、猫のかけ湯くんがあちこちの温泉を巡って旅します。 心のおもむくま…

「ああ、犬よ!」

ワンコ繋がりで、もうひと話。書店に行ったら、このコと目が合いました。 全く終わる兆しのない猫ブームの中、いよいよ犬派の反撃が始まったかと、思わず手に取ったのですが(笑) 犬派の皆さんは、ワンコのどんなところに魅かれるのか? もの凄く興味があった…

「ネコを撮る」岩合光昭

左は2007年発行の「ネコを撮る」 (私が買ったのは多分2013年頃)右は今年5月に出た「カラー新版 ネコを撮る」 同じ本を買っちまった(>_ 驚くべきことに半分読み終わるまで気付かないという間抜けっぷり。だからこそ買っちまったんでしょうが、如何に頭に入…

松本英子さんサイン会

松本英子さんの新刊が2冊同時発売!ということで、サイン会行って参りました。当日は100人の人が並ぶ大盛況っぷり。 並んでいる間、お隣同士でお喋りなんかして、ちょっとしたファンクラブの集い感を味わいました。 こちら会場となった「文禄堂書店」 高円…

『わたしを離さないで』

今年のノーベル文学賞をとったカズオ・イシグロの、『わたしを離さないで』。 私も以前読んで、すごくショックを受けました。 今手元に本がないので、記憶があやふやですがお許しを。舞台は近未来の、イギリスのとある“施設”。 一見のどかな田舎の寄宿舎に見…

『ファット・キャット・アート』

茶トラのデブ猫…、というので思わず手にとったこの本、 『ファット・キャット・アート』 誰もが知っているあの名画には、実は茶トラのデブ猫が描かれていた。 というショッキングな内容なのに、なんだかどれも笑いを誘うのは、茶トラのなせるわざか? ボッテ…