日本語とバルテュスと岩合さん

最近読んだ本です。森本哲郎『日本語 根ほり葉ほり』 ド・ローラ節子が語る『バルテュス 猫とアトリエ』 岩合光昭『ネコを撮る』『日本語〜』は、森本さんが日常から気になる言葉を拾い上げ、なぜ日本人はこの言葉を多用するのか、好きなのか。 その根底にあ…

最近読んだ本

このところ高速バスに乗る機会が多かったので、久々にまとめて本が読めました。まずは『信濃追分文学譜』近藤富枝著。 追分の隣に住んでいながら今まであまり興味のなかった堀辰雄や立原道造。 彼らを好きな人たちにとってこの信濃追分は憧れの地だという。 …

『天狗芸術論・猫の妙術』

最近読んだ本です。佚斎樗山(いっさい ちょざん)著 『天狗芸術論・猫の妙術』 これは江戸時代に書かれた初心者向けの剣術書で、『天狗芸術論』では道半ばの剣術者が天狗に、『猫の妙術』では若い猫達が古猫に、それぞれ教えを乞うというものです。 初心者…

シャーマン

今読んでいる本に、とても興味深いことが書いてありました。聖職者、司祭やシャーマンと呼ばれる人たちは昔から女装をしてきたと。 彼らがよく着ている、あのゆったりとした長い上着は、もともとは女性を真似るためのものだったというのです。男性は子どもを…

読書はたのし。

最近読んだ3冊の本です。「遺伝子はダメなあなたを愛してる」福岡伸一著 「三万年の死の教え」中沢新一著 「カラスの教科書」松原始著 「遺伝子は〜」を読んで、子どもの頃に遊び半分で殺してしまった虫のことを思い出し、 「三万年の死の教え」では、殺し…

青猫島コスモス記

コスモス、ススキ・・ 夜にはこんなマンドリンを持った猫さんたちが音楽会に集まってきそうな、 そんな里の秋です。 ますむらひろしさんの「青猫島コスモス記」「いつもの店に 行くには 知らない道を 歩くこと」禅問答のようだけど、何だかとてもウキウキし…

にゃんこ堂再び

神保町のにゃんこ堂さんに再び行って参りました。 この日の収穫は以下の通り。特に右のくまくら珠美さん画のブックカバーは非売品。 本を購入するといただけます。お読みいただきありがとうございます。

猫町

萩原朔太郎の「猫町」を読みました。 主人公が迷い込んでしまった不思議な町「猫町」 微妙なバランスで存在しているこの町に私もいつか行ってみたい。 夏の夕暮れだったら行けそうな気がします。 画:金井田英津子 今日もお読みいただきありがとうございまし…

にゃんこ堂

昨日神保町のにゃんこ堂さんへ行ってきました。神保町交差点のキムラヤ横にある猫本専門の本屋さん。 趣ある店構えの姉川書店さんの一角にあります。 書棚は他では見ない大人っぽいセレクション。 それぞれにポップが付いていたりして、ご店主の愛情が感じら…