「検察側の罪人」

著しく旬を逃しましたが、この夏観た映画の感想、第3弾です。


検察側の罪人
話の内容とニノに魅かれて観に行ったのですが、私の感想は「う〜〜ん」でした。


ニノはよかった。
新人検事の、青臭さや普通の若者らしさがすごくリアルに感じられたから。

でも、話が広がり過ぎて、本筋が埋没した感じ。
枝葉の部分をしっかり描いて、一本の木にしようとしたのかもしれないけれど、逆に幹が見えなくなってしまった。


本当に言いたいことは何なのか。
それ以外は潔く捨てないと、この2時間の中に収めるのは難しいかも。


脇の人たちの人生は、本筋がちゃんとしていれば、あえて描かずとも見えてきそうな気がするから。
「あ、この人も何か背負っているな」くらいは。




次に思ったのは、このオールスターキャストっぷり。
これも本筋を分かりにくくしている。

どうしたって料亭の女将にキムラ緑子が出てきたら、絶対この人本筋に関係していると思ってしまう。

観たら最後、ずっと脳裏に焼き付いて、しばらく出て行ってくれなかった。




そして最後に思ったのは、舞台のオシャレさ。
街並みや店が、もうスタイリッシュ過ぎて話が入ってこなかった。

近未来とレトロさが微妙に入り混じった、不思議な空間。
ありそうで、どこにもない感じが、ブレードランナーガタカを思い出させた。

大好きな雰囲気だけれど、この映画には不必要だったかな。




私は、キムタクの苦悩に悶えるところや、ぼろぼろになっていく姿を観たかった。
そこさえ十分に描いてくれれば、気持ちよく泣けたのに。

テーマが深いだけに、もっとシンプルに描いて欲しかったな。
私はとても残念に思った「検察側の罪人」でした。



あんよピーン、お尻尾巻き付け、ベロちろ〜りのうてな。



お読みいただき、ありがとうございました。



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