『コレット』

長野県には来ないだろうと思って諦めていた『コレット』。

高崎でやっていると知り、急いで行ってきました。

 

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私の大好きな『牝猫』の著者、シドニー=ガブリエル・コレットの半生を描いた映画です。

 

あの豊かな庭と美しい猫を書いた人は、一体どんな人だろう。

どんな状況の中から、あの作品は生まれたんだろう。

 

そんなことが知りたくて、ワクワクしながら観にいきました。

 (軽井沢から高崎まで1時間10分。えっちらおっちら峠を越えて行きました。)

 

 

冒頭、朝母親がコレットを起こしにくるシーン。

彼女の足元でセッセと毛繕いしているのは、大きな茶トラ猫。

思わず心の中で「出たーー!」と叫んでしまいました。

 

でも、期待に反し猫が出てきたのはこの時だけ。

その後はパリのサロンやらアバンチュールやら夫とのもめごとに終始し、とうとう『牝猫』にまでたどり着きませんでした。

 

『牝猫』が書かれたのは晩年になってから。

もちろん若い時があってこその晩年ですが、でも私は『牝猫』が生まれた時のコレットを観たかった。

 

ただ、田園風景はすばらしかった。

あの庭の描写は、コレットが「田舎の少女」だったからこそ書けたんだろうな。

 

コレットも恋人のミッシーも、田舎ではとても柔らかい顔をしていたのが、印象的でした。

 

 

 

 

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