最近読んだ本

このところ高速バスに乗る機会が多かったので、久々にまとめて本が読めました。

まずは『信濃追分文学譜』近藤富枝著。
追分の隣に住んでいながら今まであまり興味のなかった堀辰雄立原道造
彼らを好きな人たちにとってこの信濃追分は憧れの地だという。
ちょうどタイムリーに立原道造フリークの方から熱い話も聴け、次はちゃんと作品を読んでみたくなりました。

次は『茨木のり子詩集』谷川俊太郎選。
以前「自分の感受性くらい」を読んでドキンとしたのですが、今でも読むと心がザワつきます。

今好きなのは「みずうみ」と「恋唄」。


最後に読んだのは『子どものための哲学対話』永井均著。
こどもの僕と猫のペネトレの対話集なのですが、根が明るい人というのは、意味が無くても誰も認めてくれなくても、していること自体を楽しめる人。
ただ存在しているだけで満ち足りている人。

何かとても潔さを感じる言葉でした。

本日もお読み頂き、ありがとうございました