昨日の「エレファントム」では、こんな微笑ましいエピソードも語られていました。
赴任先のヨハネスブルク動物園で、著者であるワトソン博士は長い鼻が魅力的な女の子、デライラと出会います。
出会ってすぐ、彼女は「友情」を求めているんだと察知した彼は、彼女に象同士のように接していきます。
それまで1頭で暮らしてきた彼女にとって、博士は段々と「仲間」になっていきました。
飼育係から人間に服従することを教え込まれていた彼女にとって、博士の存在は涙が出るほど嬉しいものだったに違いありません。
彼女は博士を受け入れます。
こんなシーンがありました。
彼女のテリトリー内で、初めて二人きりになった時のこと。
デライラは博士に寄りかかり、嬉しそうにこう言ったそうです。
「もう、待ちくたびれちゃった」
この二人の関係は、その後本当の仲間である2頭の象がやってきて、博士が園を去る日まで続きますが、これを蜜月と言わずして何んと言う?です( ´艸`)
「お互い一目ぼれだった」と言っているくらいですから、本当にラブラブだったんですね。
心が通じ合うこと。
その喜びは人間でも動物でも一緒だと思います。
もしかしたら動物には嘘が無い分、更に、かもしれませんが。
そういえば、フレディ・マーキュリーさんちの愛猫もデライラって言いましたっけ。
彼女は歌にもなってしまったくらいの、スペオキ中のスペオキ嬢でした。
デライラ…
チャーミングで可愛らしい名前ですね。
もしも今度我が家にカワイコちゃんが来たら、デライラにしようかなぁなんて企む、梅雨寒の7月30日でした。
追記)あ、トム・ジョーンズの「デライラ」もありましたね ^_^;