さよならニセアカシア

隣の雑木林が宅地造成されて、数ヶ月経ちました。
ほとんどの木は切り倒されたものの、我が家の駐車スペースに隣接して残った3本のニセアカシア
いつも梅雨前になるとたくさんの花をつけて、我が家を楽しませてくれていました。

この3本だけは残してくれたんだ。よかった!
と思っていたのですが、今日になって2本が切り倒されてしまったのです。
電動ノコギリの音がしたのでオヤ?と思って外を見たら、ちょうど幹に綱をかけて引っ張っているところでした。
今週から工事に入るのは知っていたのですが、まさか木は切らないと思っていました。
なので驚き、そして悲しくなりました。

花が咲くと甘い香りがして、気分がウキウキしたし、
青々と茂る葉は、夏の強い日差しを遮ってくれました。
掃除はそりゃもう大変だったけれど、きれいな紅葉も見せてくれたし、
雪が降ってもそれほど車に積もらなかったのは、このニセアカシアが枝を大きく広げてくれていたから。

我が家はこのお隣の木に、随分と世話になっておりました。
でもお別れは突然来るんですね。
夕方にはもう土の下に埋まってしまった切株に、作業の人が帰ってからこっそりお礼を言いました。←怪しいですね(^▽^;)

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空がぽっかりあいたので、月が見えるようになりました。