『直売所、行ってきます』

松本英子さんの新刊『直売所、行ってきます』のご紹介です。

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『直売所、行ってきます』松本英子 朝日新聞出版

ふらりと入った直売所が大当たり!だったことってありませんか?
「ああ、荷物が重くなる」って言いながら、ついつい両手いっぱいの野菜やら果物やら、時にお惣菜なんかも買い込んだりして。

そんな ❛当たり❜ の直売所は、その付近もなぜか散策したくなる。
そこでちょっと仕入れた話や、帰ってからの味見祭りなど、直売所にまつわるワクワクを、著者がトキメキ感たっぷりに綴っています。

読者にお仕事感をまったく感じさせないのも、とっても心地よい。
松本さん、本当に楽しんでいらっしゃる(*´ω`*)というのがひしひし伝わってくるからです。

我が信州の上田と、そして我が心の故郷、木曽の漬物「すんき」が出てくるのも嬉しい限り。
「すんき」は塩を一切使わない漬物。
赤カブの葉を乳酸菌で発酵させただけのものなんですね。
一昔前は知る人ぞ知るだったこのマイナーな漬物が、こうして公にされている。
それもまた、個人的には感無量です。

それにしても千葉県は魅力的な直売所が多いですね。
今は行かれませんが、店は逃げない!
いつの日か、訪ねてみたいと思いました。(リュック用意でね😅)

↓ ご自身のブログの中でも紹介されているので、是非どうぞ。
新刊『直売所、行ってきます』 - 無償の悪