ぼろ君の旅立ち

ほんの数回しか会っていませんが、忘れられない猫さんがいます。

ぼろ君もそんな猫さんのひとりでした。


いつも訪問するのは夏真っ盛りの数日間。

ロングヘアーが熱の冷めた風にそよいで、
なぜか私には、そんなぼろ君がサーファーに見えるのでした。

山を越えて越えて、その向こうに海を見ていたのかもしれません。



夕陽を浴びて窓辺に佇むぼろ君。

夏が終わりに近づくと、いつも思い出す風景です。



またいつか会えたらうれしいなぁ。
その日まで、どうぞ元気で。



ありがとうございました。