映画「未来のミライ」

この夏観た映画の感想がたまっているので、少しお付き合いください。



かなり前になりますが、まずは「未来のミライ

同じ細田守監督の「サマーウォーズ」の舞台となった“日本の夏”を期待していった私は、ちょっと思惑が外れました。

古い日本家屋の長い縁側の向こうに広がる、畑や山や入道雲
夕食には大広間で親戚が集まって大宴会。

こんなシーンを期待していたので、今回の舞台設定はちょっと物足りなさを感じました。
素敵な家ではあるけれど、この4人家族が住む“街”は、どこまでも緑広がる田舎とは違います。

勝手に“細田守=日本の夏”をイメージした私が悪いのですが、あまりに「サマーウォーズ」の青空の抜け感が気持ちよかったので、期待してしまったのです。


ただ、ここからこの家族は時空を超えて大きな広がりを見せます。
主人公の“くんちゃん”は曽じいちゃんに会いに行きます。
そして未来の妹が会いに来たり。

実は私も、このくんちゃんのポーズを見て、10歳下の弟を思い出しました。
よく起き抜けにこういうカッコしていたなぁ、ナンテ。
そして、くんちゃんのお母さんの幼い頃が、なぜか私に似ていると言う私の夫。

気付いたら、結局私もきょうだいのことを考えていたんです。


日本の夏の原風景は見られなかったけれど、時空を超えて、自分の家族のことも思い出した、そんな映画になりました。



それにしても曽じいちゃんの声、福山雅治はカッコよすぎ(^▽^;)



お読みいただき、ありがとうございました。