『家族の肖像』

久方ぶりに東京で映画を観ました。


用事を済ませ、さて夕方まで何をしようかな?とネット検索をしていると、
なんとヴィコンティの映画をやっているではないですか!
岩波ホールなので、今いる所とは目と鼻の先。
時間もピッタリです。


なぜ今ヴィスコンティなのかと思いつつ劇場に向かうと、平日の昼間だというのになかなかの混み具合。
そのほとんどがシニア世代です。
(私なぞ若者の部類)


思いの他男性が多いことにも驚きましたが、ヴィスコンティのどこに、このお年頃の男性は惹かれるのか、聞いてみたいところでもあります。



私が初めてこの映画を観たのは高校生の時。
当時は退屈な映画だなぁと思っていましたが(何せ一度も建物から出ません ゚o゚)
その後何回か観るうちに、やっと分かるようになったのは、年を重ねたおかげですね。


そして今回は、色々突っ込みながらの鑑賞。
ヘルムート・バーガーのあのシャワーシーンは、要るの?」等々、監督の自分へのご褒美疑惑を感ぜずにはいられませんでした^^;


チラシには「生誕110年、没後40年のメモリアル上映」とあります。
知りませなんだ。
昨年から今年にかけて、まだ何作品か上映されるようなので、これからチェックせねばです。



長文お付き合いいただき、ありがとうございました。